日本人である両親が旧満州国に渡り、満州鉄道に勤めていた為、中国の(撫順)で生まれました。幼少期はラストエンペラーとして知られる溥儀がおられた紫禁城裏の官邸用レストランで父が料理長をしていたため、官邸用人達に可愛がられました。そのため紫禁城にも度々出入りしていた為、皇帝のイスで遊んでいた写真などもあります。
日本に引き揚げ後、ごく普通の暮らしを送り、33歳の厄年に突然、次々と不思議な体験をしたのがきっかけとなり、奈良県生駒市にある宝山寺、弥勒菩薩の前にて冬季期間中のみ岩の上で瞑想修行を行いました。残念ながら今は岩崩れの危険があり登ることは出来なくなっています。その後、全国で滝修行等を行い霊感を体得。京都の醍醐寺にて得度、伝法灌頂を受け昭和58年に大阪府八尾市に寺院を開基しました。TV出演等のきっかけもあり、多くの人々が来るようになりました。御霊告を頂き篤信の方々の御協力により本堂並びに諸堂を京都府木津川市加茂町銭司に建立することが出来ました。その後も四国八十八ヶ所や西国三十三ヶ所等を廻り多くの御神仏の言葉を頂き、信者の皆様に時に応じ話しています。
このお釈迦様はインドのダラムサラにおいて、ここ光明山聖法院の院主宮野英順が数度ダライラマ法王(Dalai Lama)と謁見した際に頂いた釈迦如来像2体の内の1体です。ダラムサラはヒマラヤ山脈を一望できる大変風光明媚な所に位置し、チベットを中心として中国西北辺、東北部、内外モンゴルに広まった密教系の仏教(ラマ教)の中心地です。ラマとは師匠を意味し、仏、法、僧の三宝に法を伝える師を加えて四宝とし、これに帰依するというものがラマ教です。このラマ教の教主であるダライラマは十六世紀以降、活仏または観音様の化身とされ、代替わりの際には、この地方の新生児より特別な素質を持った者が法王に選ばれます。現在のダライラマ法王は十四世で1989年にノーベル平和賞を受賞された偉大なる人物です。ダライラマ法王のお力も授かったお釈迦様を一度お参り下さい。