聖法院諸神仏の祀り方
- *神棚は東か南向きに置き、常に清潔を保つ。
- *神棚の下には物を置かない事。(テレビ、ステレオ、タンス、本棚)
- *神棚は出入口の上に備え付けない事。
- *夫婦の寝室や台所には神棚は置かない事。
- *電気の灯明は消さない、ローソクの灯はお祈りの時だけにする。
- *お水は毎日変える事。お米、お酒、お塩は月二回でもよい。(一日、十五日)
- *先祖様より御神仏を先に拝む。
- *先祖の供物のお下がりは絶対に神棚に供えないこと、その反対はよい。
- *神棚は仏壇の本尊様より高くし、同じ部屋に置くときは向かって右に神棚、左に仏壇を置く。
- *一階に神棚を供えるときは天井に「天」の字を貼る。但し仏壇の上には雲の字を貼る。
(字の上が奥になるように貼る)約十センチ角の正方形に対角線上に書く。 - *神棚を低い位置に祭る場合は、礼拝する時の目の高さよりも必ず高い位置に祭る事。
- *ローソク等の火には充分気をつける様に狭い所では灯明の光があれば点けなくても良い。
仏壇の祀り方
- *ご飯、お水(お茶)は、本尊様用(上段)と先祖様用(下段)とを完全に分ける。
- *本尊様を押しピン等で止めず、両面テープなどで止め、穴を開けないようにする。
- *花は年忌や、盆、彼岸などの特別な日だけ二つ置けばよい。それ以外は一つでよい。
- *お供え物等をする場合は必ず金をならしてお供えするようにする。
- *五十回忌をすぎた先祖様は先祖代々の位牌に入魂するので、今までの位牌は焼却する。
朝夕の礼拝
*着座普礼 | おん さらばたたぎゃた はんなまんな のうきゃろみ | 三反 |
---|---|---|
*開経偈 | 無上甚深微妙法 百千満劫難遭遇 我今見聞得受持 願解如来真実義 |
*二十四神仏御真言 | 各七反 |
大日如来 | おん ばざらだとばん あびらうんけん | |
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釈迦如来 | のうまくさんまんだ ぼだなんばく | |
阿弥陀如来 | おん あみりたていせいからうん | |
薬師如来 | おん ころころせんだりまとうぎそわか | |
弥勒菩薩 | おん まいたれいやそわか | |
文殊菩薩 | おん あらはしゃのう | |
勢至菩薩 | おん さんざんさくそわか | |
地蔵菩薩 | おん かかかびさんまえいそわか | |
十一面観音菩薩 | おん まかきゃろにきゃそわか | |
銭司聖天 | おん きりくぎゃくうんそわか | |
三宝荒神 | おん けんばやけんばやそわか | |
毘沙門天 | おん べいしらまんだやそわか | |
弁財天 | おん そらそばていえいそわか | |
誠和大黒天 | おん まかきゃらやそわか | |
聖観音菩薩 | おん あろりきゃそわか | |
不動明王 | のうまくさんまんだ ばざらだんせんだ まかろしゃだそわたや うんたらたかんまん | |
弘法大師 | 南無大師遍照金剛 (なむだいしへんじょうこんごう) | |
神変大菩薩 | 南無神変大菩薩 (なむじんべんだいぼーさ) | |
光明稲荷大明神 | 南無光明稲荷大明神(なむこうみょういなりだいみょうじん) | |
蘭学稲荷大神 | 南無蘭学稲荷大神 (なむらんがくいなりおおがみ) | |
麗法稲荷大神 | 南無麗法稲荷大神 (なむれいほういなりおおがみ) | |
石上布留大神 | 南無石上布留大神 (なむいそのかみふるおおがみ) | |
白聖龍王 | 南無白聖龍王 (なむはくしょうりゅうおう) | |
高山権現大神 | 南無高山権現大神 (なむたかやまかごんげんのおおかみ) | |
*般若心経 | 一巻以上 | |
*聖法院真言 | 南無尊帝そわか | 七反 |
*願 文 | 願わくば如来の功徳を持って家族一同、身体健康、家内安全、交通安全、 事業繁栄、息災延命、諸願成就、如意円満ならしめ給え。 |
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*大金剛輪 | のうまくしっちりや じびきゃなん さらばたたぎゃたなん あんびらじびらじ まかしゃきゃら ばじりさたさた さらていさらてい たらいたらい びだまにさんばんじゃに たらまちしった ぎりやたらんそわか |
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*一字金輪 | のうまくさんまんだ ぼだなんぼろん | |
*普 礼 | おん さらばたたぎゃた はんなまんなのうきゃろみ | 三反 |
ご先祖様の供養
*着座普礼 | おん さらばたたぎゃた はんなまんな のうきゃろみ | 三反 金二丁 |
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*開経偈 | 無上甚深微妙法 百千満劫難遭遇 我今見聞得受持 願解如来真実義 |
*願わくば如来の功徳をもって( )家先祖代々の精霊、( )家先祖代々水子の精霊、 ( )の精霊(一霊ごとに金一丁)
*追善供養 増進仏果 同生極楽 罪障消滅 臨終正念 往生極楽 如来大悲 哀愍護念
*地蔵菩薩 | おん かかかびさんまえいそわか | 七反 |
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*次の三尊の内で自分の宗派にあった真言を唱える
大日如来(真言宗) | おん ばざらだとばん あびらうんけん | 七反 |
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釈迦如来(禅宗、日蓮宗など) | のうまくさんまんだ ぼだなんばく | 七反 |
阿弥陀如来(天台宗、浄土宗など) | 南無阿弥陀仏 | 七反 |
*( )家先祖代々の精霊、( )家先祖代々水子の精霊、(一霊ごとに金)追善供養
*般若心経 | 一巻 | |
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*聖法院真言 | 南無尊帝そわか | 七反 |
*願以此功徳 普及於一切 我等輿衆生 皆共成仏道 | 金二丁 |
*ご先祖様に挨拶と感謝
*生年月日、氏名( )の守護霊様と三回唱え挨拶と感謝
ご先祖様に対して自分達のお願いはしてはいけない、心から成仏のみを願う。
二十一日間の家・土地清めの仕方
まず玄関の前で住所・氏名・生年月日を唱え、諸々のさわり、因縁を取り除き下さいと祈念し「南無尊帝そわか」の真言を唱えながら清め塩をまく。場所に応じて次の真言も唱える。
土地 (地天) | おん びりちびえい そわか |
水回り (水天) | おん ばろだや そわか |
便所 (烏枢沙摩明王) | おん くろだのう うんじゃく |
特に水の流れるところ(洗面所・風呂場・流し場・便所)家の回りの溝を清める。家を清めるときは土地と建物の境目に塩をかける。但し家土地の浄化祈願は二十一日間続けること、護摩木は一本ずつ祈願しながら神棚に供え満願の時、聖法院に持参すること。