老化防止
9月21日は敬老の日です。織田信長が生きた戦国時代の日本の平均寿命は、16.7歳だったそうです。昭和27年に人生わずか50年と言われる様になり、それから63年経った今、寿命は86才へと高齢化して来ました。長生き出来ても健康寿命が長くないと自分も楽しくないし、家族や周りの人々にも迷惑をかける事になります。
私達は酸素を体内に取り込んで生きていますが、生きる為に絶対必要な酸素が、体内で酸化して老化の原因となる活性酸素を作り出します。活性酸素が体内のコレステロールを悪玉菌に代えた結果、動脈硬化がおこります。しかし活性酸素は役に立つ場合もあります。傷などの殺菌作用があり、体内のウイルスや菌を退治します。活性酸素が多すぎると、ウイルスが無くても攻撃し続けます。その結果ガンや女性の敵となるシミやシワになるのです。
17世紀のヨーロッパでの寿命が33.5才、その頃活躍したダーウイン73才、ニュートンやフランクリンが84才、ゲーテ83才、この方達が何故長生きしたのかを調べると、全員が痛風(つうふう)で尿酸値が高く抗酸化作用が高いことが大きな原因ではないかと考えられています。
年齢を感じる時はどんな時か、アンケートをとると身体の動きが悪い時と記憶力の低下を感じた時でした。脳細胞が140億個、広げると新聞大、容積1.4ℓ、重さ1.2kg~1.4kgで女性が200gほど少ないそうです。20歳から10万個ずつ減り50歳になると20万個ずつ減るそうです。脳細胞は生後1歳を過ぎると、簡単な言語を覚え始めます。百科事典5億セット分位覚えるそうですが、忘れても良い情報はその100倍もあるそうです。
日本人は特に勤勉だと言われますが、ご神仏は物事にはメリハリが肝心だとおっしゃいます。仕事、遊び、睡眠、食事それぞれの時間に没頭する事が大切です。現代はストレス社会です。心の洗濯は特に大切です。肉体は毎日石鹸で清潔に洗いますが、心の浄化をする洗剤は説法です。心は汚れがつく程、落ちにくくなるため、毎日の浄化を習慣化して行く事が短時間で心を清浄に保つ方法です。老化については医学的には色々な原因がありますが、老化防止に一番大切な事は精神面の安定です。
1、楽しく食事をする事。
2、小さな事柄にも喜び、感謝の心を持つ事。
3、色々な事柄に興味を持ち、趣味を見つける事。
4、前向きな考えで暮す事。
5、感動する心を忘れない事。
6、自分自身反省の心を忘れない事。
7、日々ご神仏や先祖に手を合わし、聖法院の行事に参加する事。
以上大体この7項目に気をつけていれば長生き出来るし、楽しい人生を送る事が出来ます。健康寿命を延ばし残りの人生を楽しく、悔いの無い生き方にしたいものです。 合掌