防災法

 9月1日は歴史的に悪い日が多いのです。1923年(大正12)9月1日12時2分前、関東大震災で東京中が火の海になり、行方不明者と死者が14万人以上で人数は不明です。1939年9月1日、第二次世界大戦が勃発し7年間続きました。1983年9月1日に、大韓航空が領空侵犯で当時のソ連にミサイルで撃墜されました。そこで1960年に防災の日が制定されました。昭和22年に労働基準法が制定されたのも9月1日。労働基準法で1日8時間の労働で、男女とも平等に賃金を与える事、女性だから安いのではなく、能力に合わせて与えると決まりました。諸外国の方から見られると、日本人は働きすぎだと言われます。ご神仏は物事には切り替えが大切だ、食べる時は食べる、眠る時は雑念を掃い、しっかり睡眠をとる。遊ぶ時は一生懸命遊ぶ。遊びながら仕事を考えるのは、どっちつかずで、中途半端な人生を送ることになる。いくら働いても働き過ぎるという人間はいない、これがご神仏のお考えなのです。何故人生の時間を無駄にしてはいけないのか? 私達がこの世に生を受けたのは、敗者復活戦みたいなものです。勝者とはお釈迦様やお大師様です。人生の無駄な時間とは必要以上に他人の事を心配したり、詮索する事などです。自分が今、何をするべきかを考える事が大事です。今ここに生を受けている私達は「袖触れ合うも他生の縁」過去世で必ず御縁があったのです。人間関係で嫌な事をされた場合、必ず過去世で逆な事があったと思うべきです。人間として肉体を持って生まれた時しか、他の人間に借りを返す事は出来ません。もし借りを返さなかったら、来世で3~5倍の借りを返さなければならない仕組みになっています。従って嫌な事をされた時は、自分は覚えていないけれど、この人に同じ様な事をしたんだなぁ、と広い心で認め許す事が大事です。すると自分が生まれて来た課題が一つ減って、ステップアップした事になります。人間関係でクヨクヨ考えるのも、時間の無駄になります。人生何一つ思い通りにならない人、これも自分で選んだ人生です。同じ頂上に登るにも、ゆるやかな道を長い時間かけて登るか、苦しくても最短距離の坂道を登るのか全て自分が選んだ道です。他人と比べる事は出来ません。すべて自分で決めた人生ですので愚痴を言わず努力しましょう。

合掌